星に願いを・・・ [一こま]
8月12日 夜 ペルセウス流星群の観察をした。
今まで、じっくりと星の観察などしたことなかった。
だいたい流れ星の見える時刻は眠いし、めんどうだから。
人は、心配事や悩み事があると、何かにすがりたくなるのかもしれない。
急に、お星様にお願いしたくなった。
ウッドデッキのベンチに横になって空をながめた。
風がそよそよと吹いて気持ちがいい。
なぜか蝉が元気に鳴いている。
日付が変わったころ、
「あっ!」
東から西へ、シュッとチョークで書きなぐったような光がみえた。ほんの一瞬である。
『あれがそうかなぁ・・・』
「あっ!」今度は西から南へ。
『え~っと、願い事は・・・』考えておかねば。
「パパは何てお願いするの?」
「γが司法試験に合格しますように」
う~む、私はもっと基本的なこと・・・『γがいい子になりますように・・・』
ちょっと違う・・・『γが以前のように明るく元気になりますように・・・』
う~む・・・『もう少し感じよくなりますように・・・』
それから1時半過ぎまでに、いろんな方角で10個の流れ星を見た。
蚊も出てきたし、眠くなったので寝た。[(-_-)(-_-)]...zzZZZ
4時過ぎ、目が覚めたので、窓から空をながめた。
「あっ!」
もっと見えるかもしれない・・・と、ベランダに出る。
「あっ!」
東の地平線がうっすらと明るくなり始めた。
昨夜から合計13個もの流れ星を見たのに、私はその度に「あっ!」
一度もお願いできなかった。
γよ、自力でがんばれ!
どこかで秋の虫が鳴いている。
チョッ、チョッ、チョッ・・・
コメント 0