天平冥所図会 [読書]
おもしろかった。★★★
挿絵の効果は絶大である。
「主な登場人物」に描かれているイラストが、本を読み進めていくと、
まるで「まんが日本昔話」でも観ているように頭の中で動き回る。
歴史の教科書などで、活字でしか見た事のなかった聖武天皇や光明皇后、
藤原仲麻呂や道鏡が、立体的になって、人間として描かれている。
ドキドキ感やハラハラ感もある。
こんな楽しい歴史小説は見た事がない。(読めない漢字がたくさんあって苦労したけど(ーー;))
子供のころに、こういう小説に出会っていたら、歴史がもっと好きになっていたのだろうな。
まったく、大学受験の時に大嫌いな「日本史」を選択して、どんだけ苦労したことか・・・
「怪事件!in 日本昔話 天平編」 他も読みたい。
2008-02-13 18:35
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