鴨川ホルモー

おもしろ過ぎる！★★★

「そういえば、楠さんて何だか大木凡人みたいだよね。僕は密かに心のなかで、 凡ちゃんと呼んでいる」 俺は楠ふみの容姿を思い浮かべ、高村のたとえにこの上なく絶妙なものを感じ ずにはいられなかったが・・・

こんな、あっさりしているが私の笑いを誘う表現が満載。うまいなぁ。
早くつぎを読みたくて読みたくて、家事もスピードアップする。
朝起きたとたんに、楽しみが待っている。
映画化されるらしいが、誰がやるんだろう・・・凡ちゃん・・・阿部に高村。スガさん。
ハタチ前後の俳優はよく知らないから、思いうかばないなぁ。
大木凡人の顔を確認しとかなくちゃ・・・
えっ！大木凡人って、野球の古田のいとこだったんだ。

この本１冊ですごくワクワクした。
私のように、フツーの日がこんなにも楽しい日に変わった人が、
日本に何百万もいると思うと、小説家の力はすごいね。
万城目　学、幸せ運び人！

読み終わってしまって、寂しさもひとしお・・・

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